Crystal Tellerとは、石のストーリーテラー(物語を語る人)」のこと.Tianスタッフが石を語る!新着の石、注目の石、その他石にまつわる様々なストーリーをお届けします♪


by bon--voyage
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石の卵たち・2

ピエロ・デ・ラ・フランチェスコ(1412~1492)作の神秘性に溢れるの祭壇画。
そこにも、聖母マリアの頭上の貝殻の中に下がる卵がある。
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この祭壇画を依頼したモンテフェルトロ家の紋章はダチョウ。
そのダチョウの卵を象徴したものとの説がある。

ダチョウは卵を砂漠に産み落とすと、そのあとは産んだことを忘れて砂漠を彷徨う。
そして、ある日ある星を見て思い出し、元に戻って温め始めるという。

迷える神の子、人の象徴が卵。
どの人の中にも、次のステップへと進むための「萌芽」と「種子」が含まれている。
宇宙の種は、人間という無限の可能性を内に秘めた卵のことかもしれない。

ヘマタイトは肉体の核となるもの。人間がまだ手に入れていないずっと上の次元にある
宇宙の情報の写し絵であるクォーツ。
ヘマタイト・イン・クォーツは、そんな見えない情報を私たちの肉体へと融和させる石。
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原初の人間アダムはアンドロギュノス(両性具有者)
肋骨からイヴが生まれるまで、背中合わせの男性と女性であったという。
その存在を象徴したのが、卵(宇宙卵).

ギリシャの哲学者プラトンの「饗宴」の中にも、このアンドロギュノスのことが触れられている。
宇宙が始まった頃、3つの性が存在していた。
男性と男性が背中でくっついた「太陽の子」。
女性と女性が背中でくっついた「月の子」。
そして、男性と女性が合わさった「地球の子」。

神により体を2つに切り離させるまで、そこにまだ「愛」は存在しなかった。
神が男性と女性に分けてから、愛が始まった。
愛とは、分かれてしまったもの同士が一つの状態に戻るような完璧な関係になることでなく、戻るまでの過程のことを指す。

その過程は、期待と裏切り、幸福の絶頂と倦怠、与えることと奪うこと、許すことと許されること、の繰り返し。
パートナーシップだけでなく、自分自身に対する愛も同じ。
自分の中の男性と女性のせめぎ合いと信じる心の葛藤。

私たちが心の中で求めている「本当の愛」にたどり着いた時、そこで愛は消えてしまう。
完璧に一つに交じり合えた時、あなたは愛を超えたことになるから。

愛と思っていたものを超えた時、そこに現われてくるものは何だろう?
きっとそこには、宇宙的知性が現われるに違いない。
レインボーの入った、高貴なアメトリンのエッグのような本質の意味で気高い
教えがそこにある。
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イザナミとイザナギも、シヴァとシャクティも元は混沌と純粋の卵の中で1つに混ざり合っていた。
原初の音楽が奏でられた時、天と地、昼と夜が創造されたという。

卵には全ての対立する存在が混ざり合っている。
その混ざり合った状態を「そのままの可能性のだけの世界に留まらせるのか?」、それとも「一度、対立した世界に自分を投げ出して、再び一つに戻るように
船を漕ぎ出すのか?」
石のエッグを持つ人のための選択肢はこの2つかもしれない。

2つの要素が同時に混じりあった卵は、2つの鉱物が混ざり合った石の卵。
ルビーという、私たちの中に刻印されている「生命の木」を生長させる養分になる石。
ルビー・イン・カヤナイトのエッグ。
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ルビー・イン・フェルドスパーのエッグ
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同じコランダムでもサファイアは、生命の木に宿る知識にアクセスするため、
宇宙の図書館の書物を読むためのコードを持っている。
サファイア & シルバーのエッグ
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光を自分の世界に見て生まれ変わったアダムは、失楽園のアダムが失ったものを再び取り戻すことになる。
その日こそ、人間が「神」と呼んでいる存在の謎が解き明かされる時。

あなたの中に眠っている真実のアダムを揺り動かして、目覚めさせる時が来ているのかもしれない。
長い冬眠の底に沈む、遠い記憶にアクセスするレインボー・オブシディアンのエッグ
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By オーナー

参照文献・・・世界シンボル大事典
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by bon--voyage | 2009-05-27 21:06